母の病院へ。
とても長く感じた数週間。。。
青い空がとても眩しかった。
帰りには、この空がどう見えるのかな・・・って。
予約なのに3時間待っていた間、生きた心地がしませんでした。
胃が裏側から押し上げる痛み。
母はケロッとしていたけれど
でも、それにどれだけ救われているか。
私も元気なふりをして「お昼何処かで食べちゃう?やっちゃう?」とか言いながら待っていました。
母の名前が呼ばれた時には心臓がドッキン!って大きく震えました。
先生に会うと「ん?」とか「あれ?」とかパソコンを見ながら言っていて、その度に心臓が・・・
結果、データが届いてなくて探してもらい30分。
転移は無いという判断。
全部取り切れたとのこと。
でもでも、油断大敵としっかりと言われました。
当分通院です!
大腸癌のステージ3と言われ、心臓も悪いので全身麻酔に耐えられるかと、何度も何度も検査を重ねました。母が一番辛かったと思うけれど・・・
生きた心地がしなかった日々・・・。
痛みも全くない静かにやってくる病気です。
毎年健康診断に連れて行っているのに、2年前からあった状態ですと言われました。
血便が出てないからといって安心してはダメだと。。。
母はたまたま・・・なのですよね。
大切な方が現在も病だったり、亡くされた方を思うと、命の尊さを感じます。
その尊さは、弱い風が吹いても切れてしまったり、ちょっとした風で消えてしまう灯りのような・・
ほんの一瞬でいろいろな事が目まぐるしく変化してしまうのですね。
納得なんかしたくないし、できなくて、後悔が自分を襲ってきて苦しくてたまらない。
それが命なんだな・・・って。
「先生・・・ありがとうございます!」と頭を深く下げ出ましたが、会計のファイルをカウンターで事務員さんに渡した時、急に腰が抜けて号泣してしまい周りを驚かせてしまった。
でも母は他人事
駐車場に向かう時も足がガクガク震えて歩けないほどで、母に「大丈夫?ここ病院だから行く?」と言われる
おっと、足がガクガクなのは、怪我のせいでは無いけれど、どんどん膝のアザが大きくなっている〜
肋骨は本当に・・・簡単に折れるんだな
先生に「骨粗しょう症なんだな私!」って言ったら「そうゆう問題ではない」と言われる。
心配してくれた方々、メールやお見舞いをくださった方・・・
本当にありがとうございました
私は大腸が半分になってしまった母のため、腸閉塞にならぬよう、しっかり手綱を握って頑張ります!
空がとても澄んで綺麗に見えました。